車検でタイヤの溝が少ない場合には、車検が通らないこともあります。タイヤが少ないということは、それだけ危険な事でもある!ということです。
どのように危険なのかを知っておくようにしましょう。タイヤの溝が少ない場合には、出来るだけ早くに取り換えることが大事です。
タイヤの溝が少ないと、どのように危険なのか?
雨の日にスリップしやすくなります
スリップ事故というのは良く聞く話です。スリップをしてしまって衝突事故になる可能性がグッと上がります。
ブレーキが利きづらくなる
雨の降っていない状態でもタイヤの溝が少ないことで、ブレーキが強く効かなくなり滑りやすくなります。
普段通りにブレーキを踏んでも、間違って衝突する可能性があります。
タイヤの溝が少ないと言うことはそれだけ危険な事になりますので、定期的にタイヤの溝をチェックするようにしましょう。タイヤの溝は簡単に調べることが出来ます。
タイヤ交換の目印になる「スリップサイン」
タイヤには必ず【スリップサイン】がついています。三角になっている印がスリップサインです。
タイヤの側面を見ていけば直ぐにスリップサインが見つかります。
スリップサインが、途切れているような事があればタイヤを取り換えなければいけない!というサインとなっていますので取り換えるようにしましょう。
タイヤの寿命を延ばせる「タイヤローテーション」
タイヤローテーションとは、自動車のタイヤを定期的に入れ替えることです。
通常は前輪と後輪で負荷や摩耗が異なるため、タイヤローテーションすることにより、タイヤの摩耗を均等化することができます。
これにより、タイヤの寿命を延ばし、乗り心地や安定性の向上、燃費の改善などが期待できます。
タイヤローテーションの具体的な方法
車種や駆動方式によって異なりますが、一般的な方法としては以下のような方法になります。
前後ローテーション
前輪のタイヤを後輪に移し、後輪のタイヤを前輪に移す方法です。これにより、駆動輪と非駆動輪のタイヤの摩耗を均等化することができます。
バイザローテーション
前後と左右のタイヤ位置を交換する方法です。前輪左側のタイヤを後輪右側に移し、前輪右側のタイヤを後輪左側に移します。これにより、タイヤの均等な摩耗を促すことができます。